税理士試験の目安勉強時間を把握する!厳しい現実をお伝えします

  • 2019年10月6日
  • 2020年3月15日
  • 税理士
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こんにちは、ボブです!

 税理士を目指す時にまず調べるのが、どのくらい難しいのか? 

 また目安勉強時間や取得までの所要時間などだと思います。

 結論からお話しすると税理士資格の勉強時間は7000〜10000時間は要すると思います。

 大手の予備校や色々な資格情報が載ってあるサイトを見てみると、税理士の勉目安勉強時間が記載されております。

 その中で一番多く記載されている一般的に言われている目安勉強時間が2000〜2500時間です。

 科目別に見ると会計科目がこの2科目取得

  • 簿記論 450時間 (必修科目)
  • 財務諸表論 450時間(必修科目)

 税法科目がこの中から(選択必修科目は1科目以上)3科目取得

  • 法人税法 600時間 (選択必修科目)
  • 所得税法 600時間 (選択必修科目)
  • 相続税法 450時間 
  • 消費税法 300時間 (酒税法との併用不可)
  • 固定資産税 250時間
  • 事業税 200時間 (住民税との併用不可)
  • 住民税 200時間 (事業税との併用不可)
  • 国税徴収法 150時間
  • 酒税法 150時間 (消費税法との併用不可)

 こう見ると、法人税法や所得税法でも600時間なので年間300日勉強したとしたら1日2時間で合格できるのか!

 私はそう思って勉強しました。私は簿記論、財務諸表論、消費税法、法人税法、相続税法を勉強したのですが、おそらく合格までに10000時間は超えたと思います。

 どのくらい勉強するイメージか?これから始める人は想像も出来ないレベルになります。

 イメージした最悪の想像の5倍くらいキツイです。

 今回は何故そこまで勉強時間がかかってしまうのか?なぜ一般的な表記とここまで時間が違うのか? その理由をご説明していきます。

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一般的な表記時間はインプットの時間

 2000時間から2500時間と言われているのは内容を理解する時間であって、つまりはインプットの時間です。

 大手予備校のパンフレットにも「理解するまでの時間」とパンフレットの端の方の気付かれにくい所に書いてあります。

 私が思うに勉強は、インプット→アウトプット→ブラッシュアップの順番で行なっていきます。

 簡単な資格試験ほどインプットの割合だけが多くて、アウトプットをほとんどしなくても合格する事ができたりします。マークシート試験などはインプットがメインでも合格しやすい試験です。

 逆に難しい資格試験ほどブラッシュアップまでしっかりやらないと合格はできないと思います。

 税理士試験は解答用紙15枚以上記述しなければならない科目もあり、かなり高レベルなブラッシュアップが必要になってきます。

 つまり高難易度な試験ほど勉強時間はインプット<アウトプット<ブラッシュアップの勉強比率になります。

 そして科目別合格が可能な税理士試験においては、受験者のレベルが非常に高くてブラッシュアップに費やす時間が非常に必要になってきます。

会計科目の目安勉強時間は?

 税理士の登竜門である会計科目。税法よりも受験者のレベルも低めで合格率も多少高めではありますが、私の体感では簿記論と財務諸表論は共に900時間づつくらいは必要になってきます。

 つまり、450時間インプットで450時間はアウトプットとブラッシュアップの時間に使います。特に財務諸表論は理論が半分ありますので暗記を繰り返しやらないとすぐに忘れてしまいます。

 なので会計科目は一般的な表記時間の2倍くらいを目安にした方が良いと思います。

 ただし、簿記1級等を元々取得している人など前提の条件が有利な人にとってはもちろんもっと勉強時間は少なくなります。

 あくまで初学からの人の目安になります。

税法科目の目安勉強時間は?

 よく言われるのが税理士の会計科目の2科目は税理士試験の入口と言われています。

 2科目合格すればあと3科目!と思いますが、本当の地獄はここからです。

 税法科目はほとんどの受験生が会計科目を突破してきた人達です。つまり、会計科目は地区予選、税法科目は全国大会です!

 ライバルの受験生が強敵なのもさることながら、税法科目は暗記や覚える内容も凄まじくなってきます。

 税法科目は特に理論の暗記が尋常じゃなく大変です。覚えにくい法律の文章を1冊丸暗記するような感じです。

 理論問題の何が大変かと言うと何度覚えてもすぐに忘れてしまうところにあります。

 受験した事ある人ならわかりますが、最初の方は1度ちゃんと覚えても数日経つとほとんど忘れています。

 私も暗記している時は自分が記憶障害なんじゃないかと思いましたが、私だけではなく受験生みんなその様な悩みは常に付き纏います。これが正常でした・・・

 なので税法科目は一般的な表記時間の3倍くらいを目安にした方が良いと思います。

 法人税法なら1800時間程、消費税法なら900時間、相続税法なら1350時間くらいという事です。

税理士試験は1年に1度だけ!

 先ほどの私の体感の勉強時間はあくまでも1回もしくは2回までで合格した場合の勉強時間です。

 税理士試験は1年に1度の一発勝負なので、なかなか普段の実力が発揮されなかってり、試験作成者が試験のど素人で訳の分からない問題だったりします。

 1科目を取得するのに運が悪いと4年、5年と時間を要することも少なくないです。

 現に私も法人税を合格するまで5年かかりました。私は法人税はおそらく3000時間以上は勉強したのではなかろうか・・・

ミニ税法ほど泥沼の可能性も・・・

 税法科目は科目選択制なので、選択した科目によっては目安勉強時間の少ない科目も存在します。

 いわゆるミニ税法と言われている固定資産税、住民税、事業税、酒税法、国税徴収法はインプットの時間は確かに少ないです。

 目安勉強時間が他の国税である法人税法と所得税法などとは違って少ないのですが、受験者も非常に少ないのが落とし穴になります。

 税理士試験は上位1割程度が合格できるので、受験者が少なければ合格者は当然少なくなります。

 また、インプットのボリュームも少ないので多くの受験者のレベルが高くて、合格するには相当な高得点を取らないといけません。

 年によっては1問間違えると不合格の年もあるみたいです。運が悪いと何年も合格できないかもしれません。

 ミニ税法は運もある程度左右される為、少々ギャンブル性があるという事を忘れないでおきましょう!

効率よく税理士になるには?

 効率よく税理士になるには為には少しでも効率良い方法はないのか?

 そんな楽な方法はありませんが、方法としてはいくつかあります。

簿記論・財務諸表論は同時に受験する

 2科目同時受験は社会人などにとっては少し根性論にもなりますが、頑張って2科目を1年で合格できればかなり気持ち的に楽になります。

 簿記論と財務諸表論は内容が非常に相互性があります。

 簿記論をやっていれば財務諸表論の特有な計算は別として、共通している計算は8割以上はあると思います。

 私の体感としては会計科目2科目同時勉強をしたとしても、法人税法1科目より負担は少ないと思いますので時間がある程度確保できそうな人はやってみた方が良いです!

 社会人などで仕事をしながら税理士を目指す人にとっては会計科目同時受験は2科目合格の最大のチャンスです!

税法を大学院で院免除する

 難易度が非常に高い税法科目を大学院に行き院免除しようという作戦です。

 会計大学院で税法の分野の卒論で卒業すれば税法科目が2科目免除されます。

 院免除についてのブログは別のブログで書いてますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。

税理士試験は計画通りにはなかなかいきませんが、ちゃんとした情報を調べて出来るだけ計画をしっかり立てて挑みましょうね♪

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税理士試験の相棒の電卓を見つける為の記事はこちら↓

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