税理士試験(消費・相続)をそれぞれ1年で合格する為の勉強方法とコツを紹介

  • 2019年10月29日
  • 2019年10月27日
  • 税理士
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 こんにちは、ボブです!

 税理士試験の税法で苦戦されている方も多いと思います。

 その中でも国税の消費税法や相続税法は受験している人も多くて合格ラインも非常に高い水準までいかないと合格まで達しないと言われています。

 特に消費税法と相続税法はボリュームもさることながら、税法の中でも理論の暗記が1番難しくて覚えにくいと言われて多くの受験生が苦戦する科目になってます。

今回はこんな人達へ向けたブログです↓

  • 法人税法との勉強方法の違いはどういう部分か?
  • 消費税法や相続税法をそれぞれ1年で合格したい!
  • 1年で合格するにはどうやって勉強していけば良い?

などを中心に書いていければと思っております。

税理士本格受験(相続税法) 2020年度試験対応

法人税法との勉強方法の違い

 消費税法と相続税法は法人税法と比べると計算問題の難易度や複雑性はだいぶ低いと思います。

 ただし理論問題は丸暗記を基本的に行わなければならないです。

昔と比べて応用問題や事例理論が増えてきてはいますが、結局解答作成をするには丸暗記の理論をすべて書かなくてはなりません。

 なので法人税法と比べても理論の比重が大きくなってきます。

 暗記→忘れる→暗記の繰り返しで正確さとスピードを高めていきますので、1年で合格しようと思った場合、私の経験だと消費税法なら900時間以上、相続税法なら1300時間以上は勉強しなければならないと思った方が良いです!

 消費税法と相続税法はまだ「丸暗記」が正義という枠にギリギリ収まってます。

 なので暗記の精度とスピードを上げる事を重視してください。

合わせて読みたい記事はこちら↓

具体的な勉強方法と専門学校での選択すべきコース

 法人税法の時にも書いたと思いますが、短期間で合格する為には専門学校でのコース選択が非常に重要にってきます。

 毎度の如く大手予備校のTACと大原の例で説明しますが、毎度の如くおすすめコースは「年内完結コース+年明けのコース」になります。

 一年で合格しようと思った場合、12月の時点で基礎論点は完璧に仕上げておかないと受験経験者達には勝てません。

 一昔前までは基本的な論点をほとんど網羅しておけば合格する時代もありましたが、最近は記念受験者の減少により合格のハードルが高くなっている為、応用論点もある程度解答しなくてはなりません。

 では具体的な勉強方法とについて見ていきましょう!

9月〜12月までの期間

 この時期は計算問題のレベルはかなり易しいと思います。

 計算が解けるまでに必要な時間は少なくても大丈夫だと思います。

この時期に重要なのは2点あります。

  • 計算問題をやり過ぎない
  • 理論問題を最低10題は完璧に仕上げる

 計算問題を完璧に仕上げると言いましたが、やり過ぎるのはダメです。ここでいくら基本をやっても後々の応用問題に対抗できる力はつきません。

 このゆとりのある時期に理論の丸暗記をしましょう。

 授業でも10題は理論を学習すると思います。

 演習のテストで出題される理論は数題だけですが、ここで出題される理論だけ暗記していては年明けからが地獄になります。

 内容がある程度理解できる理論は積極的に暗記していきましょう!

2019年度版 27 消費税法 総合計算問題集 応用編 [ TAC株式会社(税理士講座) ]

消費税法総合計算問題集基礎編(2020年) (税理士受験対策シリーズ) [ 資格の大原税理士講座 ]

1月〜4月までの期間

 4月までである程度の応用問題もすべて学習済みになります。

 まず計算問題については3月くらいから、進行形の学習内容も含めて計算の総復習を行なっていったほうが良いです。

 初学で1年で合格しようと思った場合には、この4月までの計算の力で挑戦していく事になると思います。4月までの内容を繰り返しやる事で、直前期でも結構勝負できると思います。

 理論に関しては4月までに3分の2くらいの理論をある程度覚えておきたいところです。

 とにかく初めて覚える時が1番辛く時間も要するので、とにかく忘れててもよいので一度は完璧に覚えた!という理論を3分の2くらいを目安にしていきましょう。

相続税法理論サブノート(2020年) (税理士受験対策シリーズ) [ 資格の大原税理士講座 ]2020年度版 21 相続税法 総合計算問題集 基礎編 [ TAC株式会社(税理士講座) ]

5月〜本試験までの期間

 5月以降の直前期になると、計算問題もマニアックな問題が答練などで出題されると思います。

 しかし、その内のほとんどは本試験でもあまり出てこないと思いますので思い切って捨てるほうが得策だと思います。

 その年の改正論点や出題可能性の高い計算問題くらいは追加で覚えるくらいにしておきましょう。

 色々解ける計算パターンが増えても試験で満点はまあまず取れないからです。

 この時期になると理論のスピードを上げていきたいです。

 消費税法と相続税法は法人税法と違って書くボリュームが多いので解答スピードが点数に直結しやすい税法です。

 暗記の題数は多い方が良いですが、自分がある程度スピードと精度を発揮できる数に絞っていきましょう。

 中途半端な精度では、他の問題の解答する時間がなくなり逆効果になってしまいます。

最後に一言!

 消費税法と相続税法は理論の暗記が特に苦戦する事が多いと思います。

 私も計算問題に比重をおいていた時はなかなか合格出来ませんでした。

 ですが複雑で全く解答できないという問題は少なくて、理論の暗記の精度を高める事で意外にすんなり合格レベルに達するのだなあというのが感想です。

 ぜひ参考にしてみてもらって短期間で合格できるように計画を立ててみて下さいね♪

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