こんにちは、ボブです!
東京の六本木にある東京ミッドタウンの芝生広場で行われているAUDEMARS PIGUET(オーデマピゲ)の展覧会が2019年10月19日〜2019年11月4日までの期間限定で行われています。
イベントタイトルは『時計以上の何か』と題したエキシビジョンで開催されています。
腕時計の世界三大ブランドで機械式時計業界では知らない人もいないオーデマピゲ。本日私も行ってきて色々見てきましたので、ご紹介出来ればと思います!
すごい世界観で圧倒されて、気づいたら2時間くらい滞在しておりました。
今回はこんなブログになってます↓
- オーデマピゲのイベントはどうやって参加できるの?
- イベント展覧会の中の実況レビューが知りたい!
について紹介して行こうと思います!


オーデマピゲのイベントの参加方法
『時計以上の何か』に参加方法は東京ミッドタウンのホームページにある特設サイトで事前に予約するか、もしくは予約なしで当日直接行く事も出来ます。
2019年10月19日〜11月4日までの期間中行けば誰でも参加する事ができて、開場時間は11時〜19時30分までになってます。最終受付は閉館時間の30分前までです。
六本木の駅で降りて、東京ミッドタウンに向かう地下街の途中でこの様に壁一面にオーデマピゲのイベント一色になってきます。

そしてミッドタウンを通過すると芝生広場に到着します。

期間限定の特設にしてはすごい綺麗で手が込んでそうな外観でした!
建物の外には予約していない人達が入場待ちをしておりました。
私が行ったのは土曜日でしたので、そこそこ混雑しておりました。
予約しているとすぐに入場できるので、特に週末は予約していないと入場の待ち時間があると思いますので注意して下さい。
時計以上の何かを探索していく!
会場の中に入って行くと、まず受付でトートバッグみたいなものと会場のパンフレットが貰えます。


そして、入場してすぐの所に巨大なスクリーンがあります。

ここではヘッドホンを借りて音をしっかり聞く事も出来ますが、あまり意味がないかもしれません。音もしっかり聞こえますし、何より映像が常人にはなかなか理解が出来ない内容だと思います。
今回の展示会ではアーティストの池田亮司さんが数学的作曲法や美学を用いて、音や光の本質的特性を追求するビジュアルアートというものみたいです。
ここを通過するといよいよエキシビジョンの中に入ります。
ここでは各ルームが時計の様な円を描く様に並んでおり、12までのルームナンバーが付けられております。
簡単な各ルームの紹介をしていきます。
ルーム1・ルーム2
ルーム1とルーム2は主にオーデマピゲの歴史や背景をたっぷり知る事ができる場所です。
ルーム1ではオーデマピゲ誕生のジュウ渓谷の環境がどんなものだったのかが詳しく描かれており、またオーデマピゲのムーブメントやベルトなどの時計の分解図が展示されておりました。

↑キャリバー4302は個人的に興奮しました!

↑人気モデルのロイヤルオークのベルトも一緒に♪
ルーム2では、オーデマ家とピゲ家の家系図が壁一面に描かれておりました↓

日本では家紋はあまり見かけませんが、海外では家紋を所帯毎に持つ風習があるみたいですね!
さらには1800年代に製造されていた懐中時計のモデルがたくさん展示されていました↓



腕時計が好きだけど、懐中時計や置き時計とかもいずれは欲しいと思っている今日この頃です。
ルーム3・ルーム4
ルーム3とルーム4は繋がっており、複雑機構の伝統的なモデルから現在に至るまでのグランドコンプリケーションなどの複雑機構を用いたモデルがたくさんありました↓

↑1955年に世界初のうるう年表示付きのパーペチュアルカレンダー搭載モデル

今年発売の新作モデルのCODE 11.59のクロノグラフも!

↑ロイヤルオークオフショア・グランドコンプリカシオンという超高級モデルも!
グランドコンプリケーションと言われるモデルはオーデマピゲでは基本的にミニッツリピーター・パーペチュアルカレンダー・スプリットセコンドクロノグラフを搭載しているモデルの事を言います。
↓合わせて読みたい記事はこちら
そのうち一本くらいは欲しいグランドコンプリケーション・・・
ルーム5・ルーム6
ルーム5はオーデマピゲの時計職人達の日常風景を眺める事ができます。
細かな作業で自分には到底不可能だと思いながら通り過ぎました・・・
ルーム6ではオーデマピゲの腕時計の中でもデザインに特徴があるモデルが歴史の流れと共に展示されていました↓

変わったデザインのものもあれば、素材も特徴的なものを使用したモデルも色々ありました。
印象としては、異質なモデルを集めてきた様な感じです!ロイヤルオーク好きの人とかは少し受け入れ難いかもしれません(笑)
ルーム7・ルーム8
ルーム7はオーデマピゲの本社から来ている専門家と対話形式時計の事を知る事ができるラボとなっておりました。
ここでは昔の歴史あるモデルの説明を軽くしてから、今年の注目最新モデルの「CODE 11.59 バイ オーデマピゲ 」のモデルを4種類くらい直に手に取って見る事ができます!なんなら勢いで試着もできちゃったり。
私はここが一番良かったです!超高級ラインであるトゥールビヨンのモデルなども手に取ってじっくり見る事ができちゃいます。
ラボには巨大ムーブメントも置いてありました↓

話によるとオーデマピゲの今までの歴史の中で生産してきた総数とロレックスの1年間の生産量が同じくらいの数みたいです!
生産数そんなに少ないのね・・・ロイヤルオークはもうちょっと増やして欲しい・・・
ルーム8では、ロイヤルオークの年代毎のメインモデルがズラーッと並んでました。
ロイヤルオーク、ロイヤルオーククロノグラフ、ロイヤルオークオフショアと全て網羅して展示されていましたよ!
ルーム9・ルーム10
ルーム9ではロイヤルオークの文字盤の繊細な加工を実際に職人を招いて説明や実演をしてくる所です。
加工する機械がこれでした↓

左上の方に巨大な虫眼鏡みたいなもので見ながら加工していくみたいです。
やっぱりロイヤルオークの文字盤と言ったら「ギョシェ」や「タペストリー」という加工技術の精度の高さですよね!
機械式時計は細かすぎて現在でも時計職人の手作業が主流ですね!
複雑機構のモデルになると複数の職人で作業を分担せずに、一人の職人で最初から最後まで作り上げていかないと完成させる事が難しいみたいです。
ルーム10では先程から何度も登場しているCODE11.59の色々な種類のモデルが展示されていました↓

せっかくなのでトゥールビヨンのモデルをパシャり♪
このCODE11.59は時計の開発に7年の歳月を要している事もあって相当気合入れて宣伝している感が伝わってきました。
このCODE11.59の為に開発された最新のムーブメントが今年のロイヤルオーク15500にも使用されているのでぜひ手にしたい・・・
ルーム11・ルーム12
ルーム11とルーム12は入り口のスクリーンにもあった池田亮司さんの作品「data.anatomy」のスクリーンがあります↓

数学的作曲法という言葉を初めて聞きましたが、確かにそう言われてみればそんな感じに見えてきました。
最後に・・・行くのは危険である
以上で私が体験してきた展覧会のイベント内容は全てになります。
オーデマピゲは日本で正規店もそこまで多くないし、人気モデルのロイヤルオーク系は正規店でもごっそり在庫がない事がほとんどなので、なかなかこれだけのモデルを一気に見る事が出来ないと思います!
もう少しロイヤルオークとかは流通量を増やして欲しかったり・・・
しかし改めてじっくりとひたすらオーデマピゲ見ていくと・・・・めちゃくちゃ欲しくなる!
皆さんも会場に行った後の欲しいという欲望には注意して下さいね♪
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