誹謗、中傷、人格否定は当たり前!ブラック企業の体験談をご紹介

 こんにちは、ボブです!

 自分の就職した会社がブラック企業だったとしたら、どうしますか?

 すぐにその会社を辞めますか?

 それとも、数年は続けますか?

 もしくはその会社で骨を埋める覚悟で働きますか?

 どの選択肢を選んでも正解なのはありません。

 ブラック企業を通して自分が何を学ぶか、そして経験を今後どう活かしていくかが大事だと思います。

 私は新卒で先物取引業界の会社に入社して3年と4ヶ月間働いていました。

 先物取引とは大まかに言うと投資会社でFXのような資産運用を行なっている会社です。

 その会社は一応上場企業で、東京本社で働いていました。

 規定ではカレンダー通りの休みの日です。

 そこで対面営業をやっていたのですが、噂以上にブラック企業でして、入社して3年ちょっと働きました。

 ちょうど社会人1年目にリーマンショックがあり、劣悪な環境に拍車がかかりました。

今回はこんなブログになっております。

  • ブラック企業とは?
  • ブラック企業での具体的な体験談
  • ブラック起業を通して学んだ事

 について書いていこうと思います。

まだ見ていない人の為に、自己紹介記事はこちら↓

ブラック企業とは

 ただ単に労働時間がながいだけだとブラック企業とはいえないと思います。

 ブラック企業の条件として

  • 長時間労働
  • 低賃金
  • 社内での人的権利を無視した精神的ストレス

この3点を見ると良いと思います。

ちなみに私の働いていた会社は・・・

  • 年間残業がMAX2500時間超えで、かつ年間休日10日ほど
  • 年収は300万円ほど
  • 新卒40人が1年以内に30人以上退職

 上司には毎週のように、「日曜日には予定を入れるなよ」と言われていました。(いつ入れればよいのだ・・・)

 たまにの日曜日の休みも前日の夜に決まるので予定も入れれない。

 というか疲労で休みの日は動けなかったです。

 1年間で3回は過労で病院に行きました。

 年収は300万円でしたが、営業交通費は実費で月に2万円ほど。

その他に会社で使う文房具などの社内の事務用品系も全て実費でした。

 新入社員は入社して最初の1ヶ月半は研修施設に泊まり込みで研修を行いますが、まずそこで数人が逃亡。

 研修ではうがい薬を渡されて声を張り上げての色々な発声練習。

 教官は竹刀をもち歩き回る。

 男女間で会話をしたら即クビ。

 一瞬の気も許せない状態の研修を終えて配属されるのでした。

ブラック企業での具体的な体験談

 営業の世界ではどこも同じかもしれませんが、数字を出す事が全てです。

 私の時代はリーマンショック後で投資どころではない顧客が多く数字を上げている人はほとんどいませんでした。

 そのせいもあって、なかなかなパワハラ具合でした。

 まず3年間で1度もタイムカードを自分で押した事がありません。

 朝6時出社で夜10時退社が営業の暗黙の定時なのですが、タイムカードは事務の人が朝9時に全員分押して、夕方17時半に全員分押されております。

 部署での数字が上がらない時は、社員は全員昼飯抜きにされて昼飯を食べている社員は上司に弁当を投げ捨てられておりました。(部長は飯食って爪切って寝ている。)

 また、数字が上がらない社員は机の物を全て捨てられたり、女子社員は胸のボタンを空けて営業させられていました。

 拒否した女子社員は恥を捨てる練習と言って、机の上でコマネチをさせられておりました。

 次の日から、その社員は来ませんでした。

 大きい会社に飛び込んだ時に、「どんな事をしても契約を取れ」と言われて強引に受付と秘書をスルーして社長室に乗り込んで警察を呼ばれた事もありました。

「契約取れるまで帰って来るな。」と言われて山梨県の山奥に置いてきぼりにされて、公園で寝た事も何度かありました。

 夜中4時の商談の時もありましたが、次の日は普通に朝6時出社なのでそのまま不明で会社直行です。

 有給休暇は当然ですが一切使う事ができません。

 唯一使用できるとすれば、自分の親の葬式でしか取る事ができません。

 祖父や祖母だと有給休暇を使えるにしても、かなり怒られた後に行くことになります。

 東日本大震災が起こったのが金曜日で、翌日は土曜日でした。

 JRなどの電車が終日運休していて、会社に行く事がなかなか出来なかったのですが、私はバスやら地下鉄やらを利用して会社に向かいました。

 そのせいで少し遅れてしまったら、会社に着くととんでもない罵声をあびせられます。

 歩き、自転車、タクシーで早く来いと・・・

 日曜日などは朝出社すると上司から昼まで4時間ほど誹謗、中傷、人格否定を永遠され続けて精神的疲労をたっぷり貯めてから営業させられるのでした。

 他にもたくさんの誹謗、中傷、人格否定を毎日され続けるのでした。

ブラック企業を通して学んだ事

 結局私は3年間ちょっとで職場を辞めました。

 40人いた新卒もラスト2人になっていました。

 正直言ってここまで続けていると、ある程度慣れもあったり生き延びる術を覚えたりするのでストレスに耐え続けて働き続けようと思えば続ける事もできます。

 しかし、10年、20年後の上司の仕事内容が自分にもよく見えてきだすと、この仕事はやっぱりやりたくないと思いました。

 私は営業で色々な業種の会社に飛び込みをしていて、その中で税理士の仕事が面白そうだと感じて目指すことに決めたのでした。

 この仕事で得た最大のメリットは・・・

 壮絶な仕事をこなしてきたので、何事にも動じない強靭なメンタルが身につきます(笑)

 本当に冗談ではなく、世の中なんでもなせばなる!

 ・・・と思えるようになります。

 特に退職した直後の2年間くらいは、とんでもない精神的なパワーが出せると思います。

なので私の経験として↓

  • ブラック企業でも1年から2年は様子を見てもよいかも
  • 退職するならやりたい事を見つけてから

 入社してすぐ辞めるのも一つの方法だとは思いますが、何も会社の事を分からず辞めるよりは退職する事を前提に1、2年様子を見ながらやりたい事を探すのが良いと思います。

 心の中で辞める事を決めていれば、次のやりたい事を見つけるのにも前向きになりますし、仕事で思い詰める事も少なくなると思います。

 ブラック企業にいる間にやりたい事を見つける事ができれば、いざ次のスタートを切る時に凄まじい力と集中力を発揮する事が出来ると思います。

 結果的にそれが近道だったりもします。

 ブラック企業で色々悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さいね♪

 税理士業界に興味のある方はこちら↓


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