元金融マンが教える、初心者が投資で失敗しない為に把握する3つの事

 こんにちは、ボブです!

 資産運用が流行っている最近では投資を気軽に始められる環境になっていますね!

 しかし、投資は簡単に勝てたり儲かるものではありません。リターンが大きいものを狙うと同じ分だけリスクも大きくなります。

 私は元金融の会社で主にレバレッジ取引を扱っておりましたが、顧客の9割5分以上の顧客は損失を被ってしまっているのが現状です。

 資産運用で大事なことはチャートの勉強とかリスク分散とか色々な事を言う人が多いと思いますが、一番大切な事は自分の精神状態を常に正常に保つ事です!

 金融の営業マンはこういう顧客の精神面を操るのが非常に上手です。冷静さを失った顧客を自分の思う方向に動かすのは非常に簡単です。

 最近は対面取引ではなくインターネット取引で行う人がほとんどでしょうが、自分自身の精神面が乱れると冷静な判断が出来なくなります。

 特に初心者は初めて行う資産運用でこの精神状態を平常に保つ事がなかなか出来ない傾向にあると思います。

 そして初心者でも必ず理解しておいた方が良い投資の主な種類や違い、そして精神面をしっかり把握して管理しておかなくてはなりません。

 なので今回はこんなブログになっております↓

  • 投資と投機の違いはどのようなものなのか?
  • 現物投資とレバレッジ取引の違いはどういうものなのか?
  • 資産運用ではどのような精神状態で臨むのが良いのか?

 について初心者向けに紹介していこうと思います。

投資と投機の違いをしっかり把握する

 まずこの投資と投機の違いについてしっかり把握していかなくてはなりません。

 投資というのは、長期的に見て将来有望な投資先に資金を投資する事であってこの長期的というのがポイントになります。

 投資は最低でも半年以上は投資を続ける事が前提になります。

 それに対して投機というのは、相場の変動を利用して短期間で利益を追求する取引であって、この短期的というのがポイントになります。

 投機の投資期間は数時間から数日という期間がメインな取引になります。

 なので投機というのは短期間で決着が付きますので、イメージ的にはギャンブル要素が強いです。

 短期間で資金が数倍に!とかいう文言はこの投機がほとんどです。

 投資は期間が長期間になればなるほど勝率は高くなる傾向があります。なぜなら大きい一つの値動きをじっくり狙っていく事ができるので精神面の揺さぶりがあまり影響してこないからです。

 短期間の投資においては、一瞬の感情の揺さぶりを冷静に判断していかなくてはなりません。なおかつ短期間の投資は値動きが少ない為、投資金額も大きい金額を動かす事になります。

 少額で投資をしても大きく勝てるメリットがある反面リスクも同様に大きくなります。そしてほとんどの人は大きく損をします。なぜなら金額が大きいと精神面が邪魔をするからです。

 なので初心者が失敗しないように資産運用を始めるには投資から始める方が良いでしょう。

現物投資とレバレッジ取引の違いを把握する

 ここの違いはざっくりでも良いのでしっかり把握しておかなくてはなりません。

 まず誰もが知っている現物投資というのは、100円の物を100円で購入するというオーソドックスな方法になります。

 この現物投資はもちろん価格が200円になれば100円の利益が出ますし、80円になれば20円の損失になりります。0円になった場合でも最大損失額は投資額の100円になります。

 これに対してレバレッジ取引というのは、1000円の物を100円で購入する事ができます。別の例を出すと1000万円の自動車を購入する場合に100万円の頭金のみで購入する事ができます。

 この場合1000万円の自動車がすぐに事故を起こして廃車になったとしましょう。

 自動車の価値は当然0円になります。こちらは100万円しかお金を払っておりませんので、残りローンの900万円が負債として残ります。

 つまり、元本以上の損失が結構簡単に出てしまいます。

 これが投資に置き換えると元本割れが結構発生したりします。

 株価1000円の株に100円で投資をして、株価が900円になるだけで投資額100円が全てなくなります。

 これは今流行のFXや株の信用取引、先物取引などはこのレバレッジ取引で行われる取引です。FXで大金を獲得した人はこのハイリスクハイリターンに勝利した人です。

 しかし、FXで資金が10倍になった人でもその次の日にはその資金のほとんどをFXで失っているかもしれません。レバレッジ取引で大勝ちしたというのは、あくまでその時点で儲けたというだけで、最終的に運用が成功している人は非常に少なくなります。

 元金融マンの手法の一つとして、最初に顧客に比較的少額のレバレッジ取引を行い短期間でそれなりの利益を出してあげると、次の投資から高額な投資への誘導が非常に簡単になります。

 そして投資額をどんどん釣り上げて行って最終的には全てを失うパターンが定番といっていいほど多いパターンです。金に目がくらむというやつですね・・・

資産運用での精神面の管理方法

 ここからが初心者が資産運用で失敗しない為の一番大事な部分になります。

 メンタルを正常に保つということは、リスクを抑えるという事でかなり心にゆとりを持つ事ができます。

 具体的には↓

  • レバレッジ取引が基本の投機ではなく、投資をメインで行う
  • 1日の中で値動きのチェックをほとんどしなくても大丈夫なくらいに投資金額にする
  • 投資において自分の意思をしっかり持つようにする

 この3つになります。

 投資というのは、簡単に言うと上がるか下がるかの確率50%です。

 相場師などでもせいぜい60%の勝率が良いところです。

 しかし90%以上の人が負けて終わってしまうのは、色々な精神面が意思決定に作用しているからになります。

 一つ目のレバレッジ取引で短期的な利益を狙いにいく投機では、リスクが非常に大きい取引になるので損失が出てくると冷静な判断が出来なくなります。

 なので初心者はFXや信用取引などのレバレッジ取引はあまりおすすめしません。

 二つ目の、例えば全財産を投資に費やしてしまった場合、毎日の値動きがかなり気になってしまうと思います。

 絶対に負けてはいけないと思ってしまうくらいの金額を投資してしまっているので、こういうケースでも損失が出ると精神面が安定しなくります。

 例えば貯金100万円の人が100万全てを投資してしまったら、毎日の値動きが気になって日常に支障をきたすかもしれません。

 しかし貯金100万円の人が1万円の投資を行った場合は、時々値動きをチェックするだけであまり毎日の値動きが気にならないと思います。

 値動きがあまり気にならないライン、つまり余剰資金の範囲を自分でよく考えて投資するように心がけてください。

 三つ目の自分の意思をしっかり持つと言うのは、対面で投資するにせよインターネット取引で投資をするにせよ結局は自己責任で投資を行わなければなりません。

 なので、ここまで価格がいったら取引終了しよう!など当初の計画で決めた事をあまり変更しない方が良いと思います。

 人間は利益が出ている時は強気になり、損失が出ている時は弱気になります。

 利益が出ているからもっと投資しようと思ったりすると、これも冷静な判断が出来ているとは言い難い決断だと思います。

 自分が一番冷静な時に考えている判断を極力変更しないような投資を行っていきましょう。

結論として初心者はリスクを抑えるべき

 自己資金を短期間で何倍にも増やせる事ができる投資はほとんど博打と同じです。

 私も昔はよく短期間で大きな利益が出ると言う餌を撒いて顧客を獲得しておりました。

 結局最終的に利益が出ている顧客というのは潤沢な資金を持っている人ばかりです。なぜなら精神面が常に安定しているので、多少の値動きに対しても冷静でいられるからです。

 投資のリスクを抑えて、余剰資金で長期的に運用する事が投資で負けない為の第一歩だと思います。

 世の中おいしい話には必ず相応のリスクがあります。

 様々な情報が溢れている今、自分で情報を入手してちゃんと調べて理解していく事が大事です。皆さんもおいしい話には十分注意してくださいね♪

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