こんにちは、ボブです!
今回は税理士をこれから目指そうと考えている人は、現状の税理士試験や実務においての環境について知っておきたいと思うでしょう。
初めに言っておきますが、税理士の仕事はやりがいもあって非常に素晴らしい仕事です!
しかし、これから税理士試験を5科目受験して税理士の資格を取得する事はオススメ出来ません。
税理士の資格取得は5科目受験以外の方法で取得する事が近道です。
私は5科目受験の試験勉強にこだわってしまった為、10年近くの時間を要してしまいました。
精神面の管理と多大な時間を費やしてしますため、10年も経過するとメンタル的にも負のループになってきます。
いつになったら合格するのか?いつまでこの勉強漬けの日々を過ごせば良いのか?周りの友人達はみんな結婚した子供も出来てるのに自分だけずっと試験勉強・・・
そうやって諦めた人が大多数だと思います。
おそらく最初の受験から9割以上は諦めてしまっています。
では今の時代なぜ税理士試験の5科目受験を何故やめた方がよいのか。
それにはいくつか理由があり、今回は5科目受験がおすすめできない理由を紹介していきます。
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①.税理士試験の受験者数が激減!!
税理士試験の合格率は会計科目なら上位15%〜20%、税法科目なら上位10%ちょっとで毎年推移していて、その受験者は試験の長期化や難しさから年々減少傾向にあります。
このグラフを見ると直近6年間ですら受験者が3分の2に減っているのは分かると思います。
でも受験者が減っていても合格者も減っているから結局あまり変わらないのでは?と思う方が多いと思います。
しかし現実は減っている受験者のほとんどがあまり勉強していない層なのです!!
つまり記念受験で税理士試験を受ける人が減ってきているのです。
これによって受験者のレベルが相当ハイレベルになり、年に一度の試験で上位10%に入るのが非常に厳しい状況なのです。
実際私も大手予備校のTACで何年も勉強していましたが、授業の教室数も税理士試験勉強を始めた当初から半分くらいになってしまいました。。。
専門学校の答練で上位に行くにはかなりハイレベルな戦いになっているので、税理士の本試験も同様にかなりハイレベルになっているのは間違いないと思います!
②.税理士は将来なくなる職業?仕事がなくなる?
これも最近すごくニュースとかで言われていますね。
AIなどが発達して税理士としての仕事が減って単純作業などはこの先20年でほとんどなくなるという、これから税理士を目指す人達にとって恐ろしい情報が出回っております。
これに関しては確かに税理士の入力作業などの単純作業は減ると思いますが、実際現場で働いている私から見ると税理士の仕事はそう簡単にはなくならないと思います。
結局は人間が経営しているので人と人との繋がりが重要な部分でもあり、経営者は相談相手が欲しいと思っている事が非常に多いです。
しかし、これから税理士を目指す人にとっては不安になると思います。
特に学生などは税理士になれば本当に将来成功できるのか??
色々な不安要素があると税理士の道に進む覚悟とモチベーションが薄れてしまいます。
ここが原因で税理士受験をやめる人も増えてきています。
③.税理士試験は景気にも左右される?
これはよく言われている噂に近い事ですが、世の中が不景気になれば受験者は増えると言われてます。
景気にあまり左右されない税理士は不景気に人気があるのです!
ここ数年はアベノミクスで景気が良かったので、税理士の人気は衰退ぎみでした。まだしばらくは衰退すると思います。
ただ徐々に景気も衰退ぎみである為、もしかしたら今後税理士の人気が再燃する可能性も十分にあるかも??
これは時代の流れでの人気職業との兼ね合いもありますので、今後もどうなるかは分かりませんが・・・
最適な方法で早く税理士になるには!?
それでも税理士を目指すなら、他のやり方で取得するべき!
税理士は魅力的な仕事ですし、何より自由業なので社会のしがらみが少ないです!自由を手に入れよう♪
ただ、とにかく税理士の資格取得に時間がかかるのです。
5科目全て試験で取得するには平均取得期間8.6年、社会人からスタートするなら平均取得期間10年以上はかかると言われています。
どれだけきついかっていうと・・・考えうる一番キツイ勉強を想像してみて下さい。・・・その3倍はキツイです。
大学試験で10浪していると想像してみてください・・・モチベーションが保てません・・・
だからこそ税理士になるには税理士試験を5科目取得するだけでなく、他にも色々な方法で取得する事ができます。
次回はその方法について書いていこうと思います。
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